今日は、体を温め、気と血を巡らせる食材とスパイスをふんだんに使った「薬膳スパイス・ラー油」をご紹介いたします。

心と体のコンディションを整えていただくために、コンサルテーションではお食事のアドバイスをさせていただくことがあります。
この薬膳ラー油は、以前ご紹介した台湾の豆乳スープ「鹹豆漿(シェンドゥジャン)」にぴったりの、スパイシーで辛くないラー油です。
わたしはオリエンタルなスパイスの風味を楽しみたいので、太白ごま油を使用しています。ごま油の香ばしい風味がお好きな方は、黄金色のごま油をご使用ください。
このラー油が残り少なくなると、「大変、つくらなきゃ」とあわてます。それくらい好き。特に寒い冬の時期は大活躍。
おためしくださいませ!
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<材料>
太白ごま油: 250ml
長ネギ: 5cm(みじん切り)
にんにく: 1片(みじん切り)
ショウガ: 1片(みじん切り)
とうがらし: 5本
花椒: 大さじ1
シナモン: 2本
八角: 1ケ
<つくりかた>
1. 鍋に太白ごま油50㏄、長ネギ、にんにく、しょうがを入れて弱火で炒めます。
2. 色づいてきたら、とうがらし、花椒を加えて2-3分炒めます。
3. 太白ごま油100cc、シナモン、八角を加えて、弱火でじっくり火をとおします。
4. 火からおろし、粗熱がとれたら残りの太白ごま油を加えます。
完成!
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*冷蔵で2週間保存可。
*このレシピは、薬日本堂が監修した『薬膳・漢方の食材帳』掲載の「薬膳ラー油」をアレンジしたものです。
参考:『薬膳・漢方の食材帳』監修 薬日本堂(実業之日本社)