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執筆者の写真Tomoe Takizawa

秋月先生と味噌

「体質と食べ物―健康への道」の著者である秋月辰一郎先生の言葉を思い出し、久しぶりに先生の本を読み返してみました。


秋月先生は幼少のころから多病虚弱で、結核をわずらい病床にふした後、食べ物を改めて自身の身体を改造しようと決心。


食生活の中心を味噌汁にして以来、味噌は日本人の要の食品であると確信したそうです。


そして、「味噌汁を食べ始めたからといって、すぐに病気に効くものではない、、、毎日欠かさず味噌汁を食べていると、体質がいつの間にか病気に負けない体質になっている」と言っています。





秋月先生があげる「味噌の効用」です。


◆アルカリ体質をつくる

アルカリ体質は細菌に対する抵抗力が強い。特にわかめはすぐれたアルカリ食品なので、わかめの味噌汁を一週間に2度くらい食べるとよい。


◆寄生虫病の予防

食べ物が無機塩と脂肪に富んでいると、たとえ寄生虫卵が体内に入っても寄生虫は育たない。脂肪、ミネラル、塩分を兼ねる味噌汁を毎日食べる人には、寄生虫が少ないか、ほとんどない。


◆虚弱体質を変える

虚弱体質はミネラル不足、酸性体質。毎朝欠かさず一杯の味噌汁(油揚げと野菜とわかめの味噌汁)が、いちばん実行しやすく根本の治療法。


◆不老長生

腸内の腐敗を防ぐことが不老長生の方法であり、乳酸菌を多種多数含む味噌が有効。座禅修行する人々には味噌汁を根幹とした食が大切であり、ただあの坐り方のみではあの境地には達しない。


つまり、「虚弱はミネラル不足・酸性体質→菌に弱い・アレルギー・病弱」であり、この体質を改善するのに、味噌が大きな力を発揮するということです。


また、虚弱体質だけでなく、食の欧米化やストレス過多で体が酸性に傾きやすい現代人の私たちにとっても、味噌は大きな助けなると思います。


体内の酸とアルカリのバランスを保つことは、健康を保つうえで不可欠です。私たちの血液は、pH7.35-7.45の弱アルカリ性に保たれているのが健康な状態とされています。体内の余剰な酸を中和するためには、アルカリ性のミネラルが必要なのです。バイオレゾナンスの臨床データでも、病気の人の体内pHは酸性状態であることがわかってきています。


秋月先生は、病床を脱してからは医師として働き、軍隊に入隊し、その後、長崎で被爆されました。爆心地より1.8キロメートルの先生の病院のみなさんは、救助や治療にあたりながらも原爆症が出なかったそうです。その要因のひとつは、みんなで食べていた「わかめの味噌汁であった」と言っています。


生命力は生命力のあるものでしか養えない…

自分の体にとりいれる食べ物、本当に大切ですね。


そして、毒をとりいれないことも大切ですが、毒を出せるこころとからだをつくることも大切です。


日本は海に囲まれた島国のため、体内に水分が溜まりやすいと言われます。だから、日本の昔からの食べものには塩分を含むものが多いのです。


私も味噌汁は毎朝いただきます。また、ミネラル補給とデトックスのために、日中は松葉ジュースか水に海塩を入れて飲んでいます。


秋月先生が「わかめの味噌汁であった」と言われたように、塩は人口電磁波から発生するプラスイオンの除去にも有効と考えます。


塩は本当に大事です。


塩の話はまたいつか。





明日から10月


いよいよです。


まず大切なのは、毒を入れないこと。


日々の毒を出すこと。


血液をきれいにすること。


精神を安定させること。


腸内細菌を整えること。


そして、意識のチカラも大切です。


気をつけることはとても大切なことですが、むやみに恐れてはいけません。判断力が鈍り、免疫も下がります。


状況をみつめ、真偽を見極め、冷静に対応していきましょう。そして、違和感を無視しないことです。


本能と直感をフル動員して、自分と愛する人たち、周りの人たちの健康と幸せのために、みなさんが瞬間瞬間、最善の選択をされることを心から祈っています。


笑顔を忘れずに!




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