立春を過ぎて少しずつ暖かくなってきました。
でも、暖かい日が続いたと思うと寒さが戻るのが春です。急に薄着にならないようご注意くださいね。

春は生命力と陽気に満ちた季節。
漢方では、立春から立夏の前日までを春と考えます。
この時季は、陽の気をできるだけとり入れ、湧き上がる意欲と前向きな思いや行動を押さえつけないこと、心も体ものびのびと生活することが大切と考えられています。
また、春は「肝」が活発になり、イライラしたり、気持ちが不安定になりやすい時季でもあります。
早起きして朝の新鮮な陽気をとり入れ、ストレスをためないよう、気持ちを上手に切り替えていきましょう。

春におすすめの食材は、新鮮な春野菜です。
●デトックスを助ける:春の山菜
●陽気を助ける:にら・にんにく・ネギなど
●気の巡りを助ける:セロリ・春菊・ミントなど
●消化吸収を助ける:山芋、ニンジン、かぶ、キャベツなど
寒暖差が激しい時なので、冷えと体調に気をつけながら、ゆっくりと春を迎えてくださいね。
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参考文献:
「女性のための漢方生活レッスン」監修 薬日本堂、主婦の友社
「中国の女医さんが教えるおいしくて身体にいい中華」リュウ・メイ、地球丸