10月3日 21:18(世界時3日12:18)に、3842黒点群でX9.0の大規模フレアが発生しました。
X9.0は、現在の Solar Cycle 25 (太陽周期サイクル 25) における、最大規模の太陽フレアです。
Image: Courtesy of NASA/SDO and the AIA, EVE, and HMI science teams.
また、2日7時20分(世界時1日22時20分)には、X7.1のフレアも発生しています。
これら2つのフレアに伴い、CME(コロナ質量放出)が発生しています。
NOAA/SWPCは、2つのXフレアに伴う太陽風の乱れは、4日から6日(世界時)に地球に到来する可能性があると予測しています。
すでに、眠気やだるさをはじめ、気持ちが不安定になったり、運動、感覚、自律神経、認知などに変化を感じていらっしゃる方がいるかもしれません。
数日の間、強い磁気嵐が発生する可能性がありますので、GPS・通信・人工衛星・電力網などの障害、念のため自然災害にもご注意ください。
機械の操作時、乗り物の運転時にはいつもより注意して、体調に気をつけて、無理をしないでお過ごしください。
参考文献:
宇宙天気予報・国立研究開発法人情報通信研究機構
spaceweather.com
『強い磁気嵐が発生』espiral.jp
『地球の磁場と生命の関係』espiral.jp