性格は腸内細菌によって決まる!? Personality is determined by Microbiome!?
- Tomoe Takizawa

- 9月1日
- 読了時間: 5分
腸内環境や免疫力と密接な関係があるといわれる発酵食品ですが、みなさんはどのように取り入れていますか。
腸内環境は消化・吸収や免疫だけでなく、睡眠や感情にも影響を与えるといわれています。性格は腸内細菌によって決まるという研究もあります。
からだだけでなく、心も口にしたものでできているということですね。逆もしかりで、感情や思考も腸内細菌に影響を与えます。
わたしは米を食べ過ぎると心も体もスローになり、特に白米は消化が苦手なので、子どもの頃からあまり量を食べません。スローになったり定着したりすると、具合が悪くなります。絶対に農耕民族出身ではありません。スピードと変化を好む遊牧民族タイプで、特に激しく動くような時、変化の時は鶏肉を多く食します。

実は腸内細菌とフラワーエッセンスには密接な関係があります。フラワーエッセンスを体系化したエドワード・バッチ博士は、腸内微生物が生み出す毒素が慢性病の原因であり、その毒素が除去されれば慢性病は消失するという事実、さらには腸内微生物と性格の関係を発見した方です。腸内細菌とフラワーエッセンスの話は長くなるので、またの機会に譲りますが、ここでは少しだけ、腸に関係するフラワーエッセンスの話をしますね。

みなさんは「頭を腹にいれる」という言葉をご存知ですか?直感を信じて行動するという意味です。誰しも直感は感じています。ですが、頭つまり理性が働き、直感を打ち消して、世間の目や常識を考えたり、他人の影響を受けたり、パターンで行動するのです。
直感的に正しいとわかっていても、確信を持って行動できないため、無意識のうちに葛藤が生まれ、自分を信じられなくなります。この状態の時は、"セラトー”というフラワーエッセンスが助けになります。
自分軸を持って生きていくには、自分の直感を信じて行動することが不可欠です。
英語で直感は、"gut feeling(ガット・フィーリング)" と言います。"gut" は腸、はらわたという意味。つまり、直感は頭ではなく、腹で感じるものという意味です。
日本語でも「腹が立つ」といいますよね。
”ワイルドルバーブ” というフラワーエッセンスがあります。頭でばかり考え、コミュニケーションする人にセレクトされるエッセンスです。頭でっかちの人が他人の立場でものをみれるように、また自分のハートの思いに気づけるように、ハートと頭をつなげることを助けます。
ルバーブの和名は食用大黄(ショクヨウダイオウ)といい、タデ科ダイオウ属の野菜です。豊富な栄養成分を含み、デトックスやストレス軽減などの効果が期待されています。
大黄甘草湯(ダイオウカンゾウトウ)という便秘に処方される漢方薬があります。この漢方薬を飲むと、おもしろいことに頭もすっきりします。つまり、考えすぎている時は便秘になりやすいということ、逆もしかりです。
私は腸=脳=目、腸内環境=感情と考えています。
野菜も生薬もフラワーエッセンスも同じような働きをもつ、植物の世界は本当におもしろくて興味がつきません。
人が必要なものは、その人が生活する土地で必ずみつかると言われます。わたしたちは、自然への感謝、自然とのつながりを決して忘れてはいけないのです。
フラワーエッセンスは、わたしたちと自然とのつながりを深めてくれます。

話を発酵食品にもどしますね。
わたしは、発酵食品のなかで、特に味噌を大切にしています。
酒粕 (アルコール)を添加したり、加熱殺菌をしていない “生みそ” には、腸内環境を整える微生物や有用菌、生きたままの酵母や酵素がたっぷり含まれていて、腸内の善玉菌を増やしてくれると言われています。
よろしければ、以前のブログ「秋月先生と味噌」もごらん下さい。
ちなみに、微生物どうしはコミュニケーションしますので、日々、同じ発酵食品を食べたり、いっしょに食事をするほど、仲良くなれると思います。

海の精 国産有機・豆味噌 1,540えん(税別)
ここからは商品のご紹介です。
「海の精」国産有機・豆味噌をご紹介いたします。
「海の精」の国産有機・豆味噌は、希少な有機栽培の国産大豆と「海の精」の塩を木桶に仕込み、石積みして2年以上じっくり発酵・熟成しています。加熱処理していない “生仕上げ” ならではの味と香りが楽しめます。
わたしは、この豆味噌が大好きです。
味噌の量を加減することで、お味噌汁のバラエティもひろがります。豆味噌は陽性ですので、冬の季節や疲れている時、また深い旨味とコクを味わいたい時には、多めに入れて使用しています。夏は薄めにしあげたり、合わせ味噌にすることも。豆味噌の量を少なくしたら、お醤油仕立てのお吸い物のような味にもなりました。これにはびっくりしましたが、考えてみれば、たまり醤油と同じ原材料ですね。
そのまま食べても美味しいし、ご飯のともだちにもなります。お酒のあてにもいいです。味噌だれをつくって、こんにゃくや野菜にかけても美味しく、炒めものや煮ものにも大活躍です。
ちなみに、酵母が生きた状態の香り高い味噌汁をつくるためには、味噌を入れたらぐらぐら煮立てないでくださいね。
みなさんも、ぜひ、ご自分にあう味噌をみつけて、毎日の健康にお役立てください。

