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  • 執筆者の写真Tomoe Takizawa

どうして私たちは、そのように考え行動するのか? 「潜在意識・無意識」というもの/ Subconscious and unconscious mind


'Ribbon Pee' Living Flower Essence Academy of Australia

こんばんは、日曜の夜、リラックスしてお過ごしですか?

今日のテーマは「潜在意識」についてです。

フラワーエッセンスを使い、自分自身をみつめ始めると、「潜在意識」の領域にひそんでいた自分が気づいていなかった感情や思考の存在に気づくことがあります。

「潜在意識」(ここでは「無意識」含む)とは、ふだんは意識していない自分の心の領域です。フロイトの考えでは、意識したくない記憶や考えが抑圧されて「無意識」の層をつくると言っています。

「潜在意識」のなかに、どのように感情や思考が蓄積されていくのでしょうか?

「西オーストラリア花物語」という本のなかで、わかりやすく説明されているので少しご紹介させていただきます。

登場人物のアウラ先生が生徒たちに思考体について説明しているシーンです。

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「人間の記憶は、生まれてから現在に至るまでの全ての記憶が、潜在意識の中に蓄積されています」

「若い女性が、夜、一人で外出したとしましょう。人気のない場所を歩いていると、黒いマントを着た男が向こうからやって来ます。さあ、女性は怖くて怖くてたまりません」

「この女性は、『夜間外出』という経験を、『恐ろしい』というサバイバル概念で包み込んで『思考体』を作り出します。この思考体が記憶となって定着すると、、、」

「この女性は、暗闇を恐れて、夜間外出に消極的になりますね」

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つまり、この女性の「潜在意識」のなかに、「夜の外出」=「危ない」=「夜は出歩いてはいけない」という思考体の構造ができあがります。

「危険を回避するために用心する」ことは必要ですが、それが過剰になると、臆病で人生を積極的に楽しむことが難しくなります。用心と臆病の間が極端にならないようバランスをとることが必要です。

実際、こうした思考体がいくつも「潜在意識」の中に蓄積されていき、現在の私たちの考え方や行動に影響を与えています。

フラワーエッセンスは、こうした思考の構造に働きかけます。

この女性のケースの場合は、「夜は出歩いてはいけない」という消極的な概念をリリースするために、例えば「恐れ」や「自己の強さ」などに関わるフラワーエッセンスのなかからセレクトします。

写真は、リボンピーというオーストラリアの花で、花のキーワードは「何も恐れない勇気」です。

自分を客観的にみつめるなかで気づきが促され、「こうしたらこうなる」「こうしなければならない」という先入観や習慣を手放す触媒となってエッセンスが働いてくれます。

人生において次のフェーズに成長していく時、私たちはこれまで見えないようにしてきた自分の内面と向き合うことが必要と言われます。

蓄積してきた制限を解放することで、新しい選択、可能性がひろがっていくからです。

自分に向き合い、自分自身をよく知ることが、自分を成長させることの第一歩なのですね。

実際にフラワーエッセンスがどのように働くかについては、また別の機会にお話しできたらと思います。

引用文献:

「西オーストラリア花物語」八木葉生/中央アート出版社

「MICROVITA AUSTRALIAN WILD FLOWERS」有限会社 ジャナーク・ジャパン

写真:

'FLOWER MANDALA PERSONALITY DIAGNOSIS' Living Flower Essence Academy of Australia

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