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  • 執筆者の写真Tomoe Takizawa

梅雨のセルフケア:心も体も水はけよく、感情をため込まない


街中、紫陽花が満開ですね。白、ピンク、緑、青、紫など、今年はひときわ色鮮やかに感じられます。



先日、クライアント様より梅雨シーズンの体調管理に関するご相談がありました。


湿度の高い梅雨は、体内にも余分な水分がたまりやすく、むくみ、重だるさ、不眠などの症状があらわれやすくなります。


漢方や中医学の世界では、余分な湿気は五臓の脾を弱め、消化吸収の働きを悪くすると考えられています。


気の巡りも滞りやすく、気分も落ち込みやすい時。くよくよしたり思い悩むことでも脾は弱まります。


まずは日々の食事にこれらの食材を取り入れてみてはいかがでしょう。


・水分代謝をたすける食材

(冬瓜、もやし、ゴーヤ、いんげん、ハトムギ、しじみ…)


・気の巡りをたすける食材

(しそ、ミント、柑橘、らっきょう…)


・胃の働きをたすける食材

(山芋、とうもろこし…)


・お腹を温める食材

(ねぎ、にんにく、しょうが…)


冷たいものをとりすぎて、お腹を冷やさないようにすることも大切です。


食後のミントティやジャスミンティも消化や気の巡りをたすけてくれます。



体が重だるい時は、余分な水分の排出を促すサイプレス精油やジュニパー精油などを使用したオイルマッサージ、クレイバスもおすすめです。


お部屋の風通しをよくして、布団もこまめに干すといいですね。


くよくよや思い悩みが止まらない時は、フラワーエッセンスも助けになります。


もうすぐ夏至。適度に身体を動かし、ご自分にあったセルフケアを取りいれながら、水はけよく、ためこまず、心穏やかに過ごされますように。


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参考文献:

『薬膳・漢方の食材帳』薬日本堂

『女性力を高める薬膳ごはん』鳥海明子

『アロマテラピーの教科書』和田文緒





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