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  • 執筆者の写真Tomoe Takizawa

敏感な人たち/ Highly Sensitive Person


espiral

こんにちは。10/10を目前に、多くの人々にとって新しいサイクルが始まりそうな秋の気配を感じています。

今日は「超敏感な人たち / Highly Sensitive Person」についてです。

最近、「敏感な人たち」に関する本を書店でよく見かけるようになりました。つい最近まで、日本でこうした書籍を目にすることは滅多になかったので、ちょっとびっくりしました。

1990年代に出版された心理学者 エレイン・アーロン博士の著書『ハイリー・センシティブ・パーソン』はこの分野の著名な本です。

人口の15-20%が「超敏感な人々(HSP)」で、直観力が強く、他の人々より深く情報を処理する為、他の人が気づかないような微妙なことに気づき、またこのために物事に圧倒されやすい、とアーロン博士は言っています。

この敏感さ、実は生物の生存本能だということご存知でしたか?

敏感さは「生まれ持った正常な特性」であり、「行動を起こす前に注意深くなるという、生物が絶滅しないための生き残り戦略」と言われています。

そして、なんと、ハエ、鳥、魚、犬、猫、馬など100以上の種に存在していることがわかっています。実際、HSPの脳は他の人たちの脳と異なる働き方をするそうです。

アーロン博士が言うように、こうした敏感さは病気ではなく性質です。センサーが高性能なので、他の人が感知しない微妙な異変を察知することができるのです。HSPは心も身体も敏感な為、一人の時間と空間を持つことが大切と言われています。日中にとりいれたインプットを消化して自分のバランスを回復してあげる為です。

日本ではHSPの認知度は低く、一人で悩んだり、誤解を受けるケースが少なくないそうです。また、子どもは大人より感情を言葉にできないうえ、心がオープンなので周りの影響を受けやすいと言われます。体の中に感情が滞らないように、大人がサポートしてあげることが大切ですね。

食べ物や電磁波に敏感な人、人の感情や痛みに敏感な人、天候や気圧に左右されやすい人、人が大勢いる場所に行くと疲れてしまう人など、HSPに限らずいろいろな形で敏感さを持つ人がいます。敏感な人や繊細な人をサポートしてくれるフラワーエッセンスはいろいろありますので、お気軽にご相談にいらしてくださいね。

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